皆さんの愛犬・愛猫は お口のトラブルを抱えていませんか?
「口が臭い」「歯石が気になる」「歯がグラグラしている」「口が痛そう」など、歯の症状を主訴に来院される飼い主さんは実に多いです。
当院では歯科の診察に力を入れており、専用の機材を揃えた歯科治療室にて処置を行っております。飼い主さんがガラス越しに歯科処置の様子を見学する事が可能です。
歯科診療の流れ
2.問診、診察
まず口の中などのチェックを行い、その子の生活環境や食事内容、歯磨きの様子や今までのデンタルケア歴などをお聞きします。その後、口の中を中心に診察します。歯石やぐらつきなどの歯の状態や、歯肉炎などの歯茎の状態、口臭などを確認します。


3.検査
歯や周りの組織の状態の把握のためにレントゲンの検査を行います。それにより肉眼では見えない歯根や歯の周りの歯槽骨の状態を評価します。その結果全身麻酔や鎮静下での処置が必要と判断された場合、術前検査として血液検査などを行い、麻酔をかけられる状態かどうかの確認を行います。
4.処置
全身麻酔や鎮静下での処置は原則予約制になります。手術当日は食事を抜いた状態で来院して頂き、専用の歯科処置室にて処置を行います。なおこちらの処置室はガラス越しに処置の様子をご覧になっていただくことが可能です。麻酔をかけて初めて把握できる歯の状態もあるため、飼い主様と相談しながら治療方針を決定する事が可能となります。(特に歯を抜くかどうかの相談が多いです。)
5.お返し
侵襲(負担)の大きい処置の場合麻酔からの目覚めが悪い場合は入院の可能性もございますが、歯科処置は基本的に日帰りとなります。お返しの際には実際の処置の様子を写真を交えてご説明させて頂き、今後のホームケアや病院でのアフターケアについてご説明させて頂きます。
6.病院での処置後
歯科処置が終わったら治療が終了ではありません。むしろここからが本番といっても過言ではありません。当院では、歯科処置を行った方を対象にスタンプカード(右写真)をお渡ししています。 3回まで無料で歯のチェックとデンタルケア指導を行っており、飼い主様と協力してワンちゃん猫ちゃんの口内環境の維持に努めていきます。
