子犬の甘噛みをやめさせる3つのコツ｜放置してはいけない犬の噛み癖の対策を解説！
子犬と生活していくうえで、よくあるお困りごとに「甘噛み」があります。
甘噛みに、相手にけがをさせる意図はありませんが、成長と共に勝手に治まるものではありません。
子犬の頃からしっかりしつけをしてあげないと問題行動に繋がってしまいます。
今回は、甘噛みする理由や対策をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでいただき、子犬との幸せな生活のヒントにしてくださいね。
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📍 目次 ▼ 子犬が甘噛みをする理由 |
子犬が甘噛みをする理由
ここでは、なぜ子犬が甘噛みをするのか、様々な理由があるのでいくつかご紹介します。
歯がかゆい
子犬は、生後4～6ヶ月頃に乳歯から永久歯へ生え変わります。
生え変わりの時期は、歯茎がムズかゆく違和感があります。違和感を紛らわせるため、色んなものを噛んでしまうのです。
甘えたい時やじゃれ合いたい
子犬の頃は母犬や兄弟犬に
- じゃれ合う時
- 甘えたい時
- 構って欲しい時
に、甘噛みをします。
子犬は飼い主のことを母犬や兄弟犬と同じ存在で見ているので甘噛みをします。
好奇心
犬はなんでも口に入れてみて、
- 食べられるものなのか
- 噛むと楽しいことが起こるのか
- どんな噛み心地なのか
を確かめます。
そのため、飼い主さんの手や目の前にあるものを噛んでしまいます。
ストレスを感じている
犬は噛んで遊ぶことでストレスを発散する生き物です。
- お留守番の時間が長い
- 遊ぶ時間が少ない
など、欲求が満たされないとストレスを感じてしまいます。
ストレスが溜まってしまうと甘噛みや、家具など壊す破壊行動につながります。
甘噛みや噛み癖を防ぐしつけ方法
甘噛みを放置すると、成犬になった時に噛む力が強くなります。
犬に本気で噛む意図はなくても、相手にけがをさせてしまう、物を壊してしまうといったトラブルに繋がります。
声のトーンに注意する
甘噛みされてしまったときは、低い声のトーンで「あっ！」など、短い言葉を使いましょう。「キャー！痛ーい！」など大きいリアクションをするのは、逆効果です。
子犬は、噛んだことで遊んでもらっていると思い、興奮し余計噛んでしまいます。
家族がいる場合は、全員で一貫した態度と声のトーンを心掛けましょう。
遊びを中断しその場を離れる
遊んでいる途中で甘噛みが始まったら注意するのと同時に、話しかけずにその場を離れましょう。
離れる時間は、数秒～数十秒で構いません。戻ってきても甘噛みをするようであれば、同じように繰り返します。
タイミングを間違えない
しつけを行うタイミングは、甘噛み行動があった「直後」に行うのが大切です。
子犬は、噛まれた後しばらく経ってからでは、どの行動がいけなかったのかが分からないからです。これは褒める時も同じなので、忘れないようにしましょう。
叩いたり、口元を抑えつけて叱ることは絶対にしないようにしましょう。人の手を怖がるようになり次第に本気噛みにつながる原因となります。
噛ませない環境づくり
甘噛みは子犬の成長過程で起こる自然なことです。
叱ったり、厳しく禁止するのではなく、自然にやめてくれるように誘導することが大切です。
危険なものや噛まれたくないものは隠す
家の中で噛まれて困る・危険なものは子犬の視界に入る場所には置かないようにしましょう。
対策は以下の通りです。
- 電気コードや殺虫剤などは、カバーをしたり届かない場所に置く
- スリッパや靴は靴箱に入れる
- 噛まれたくないものは、子犬が入れない場所にまとめてゲートで仕切る
嚙んでもいいおもちゃを与える
ここでは、お伝えしたように犬は噛むことで欲求を満たす生き物です。
噛んでもいいおもちゃを使い、一緒に遊んであげましょう。
ここで注意するのは、「噛んだから遊んでくれた」と勘違いさせないことです。
噛む前に遊び始めましょう。
- ロープ
- コング
- 耐久性のあるぬいぐるみ
などがおすすめです。
動物の骨や大きくささくれる木などは、歯が折れたり、喉に刺さってしまったり詰まったりする危険性があるので与えないようにしてください。
まとめ
新しい家族を迎えて幸せな気持ちでいっぱいな反面、皆さんを困らせてしまう子犬の甘噛み行動は正しく対処することでやめさせることができます。
犬の本能である噛む行動を抑制するだけではなく、環境や別の方法で欲求を満たしてあげることが大切です。
しつけのお悩みは、当院までお気軽にご相談ください。
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