サーカス動物病院グループでは、消化器・泌尿器・生殖器・皮膚・腫瘍など、ワンちゃん・ネコちゃんの幅広い軟部外科疾患に対応しています。
診察や検査をもとにその子の状態を丁寧に見極め、内科治療・食事療法・外科手術など、適した治療方針をご提案します。
手術が必要な場合も、術前検査や麻酔管理、術後のケアまで一貫してサポートいたします。手術の難易度や全身状態によっては、二次診療施設をご紹介する場合もございますので、まずはご相談ください。
愛犬・愛猫のこんなトラブルはありませんか?
- 異物を飲み込んでしまった
- 下痢や嘔吐が続いている
- 尿が出にくそう
- お腹が膨らんでいる
- 便をするのに時間がかかる
- 元気がなく、ぐったりしている
これらの症状は外科的な処置が必要な病気のサインである可能性があります。気になる症状があれば、早めにご相談ください。
サーカス動物病院グループ
軟部外科の特徴
術前評価でリスクを丁寧に見極めます
外科手術を検討する際は、まず動物の全身状態を総合的に評価します。血液検査や画像検査などの術前検査を行い、年齢やその子の状態、既往歴を把握した上で、適切な治療方針を検討します。
麻酔管理の安全性に配慮します
当院では、その子の状態に合わせた麻酔プランを立て、手術中のモニタリングや術後の疼痛管理まで一貫して行っています。
ご家族にわかりやすくご説明します
手術の目的、治療の選択肢、考えられるリスク、術後の過ごし方などを丁寧にご説明します。ご家族の不安や疑問にも向き合い、納得して治療に進めるようサポートします。
術後まで継続してサポートします
外科手術は、手術後の管理や回復まで含めたケアが大切です。獣医師と動物看護スタッフが連携し、痛みの管理、傷口の確認、再診のご案内など、術後の回復まで継続してサポートします。
診断から治療までの流れ
1問診・視診・触診
まずは丁寧に症状の経過をお伺いし、その子の状態を確認します。同時に、心拍数や呼吸数、聴診などで緊急性を判断します。
2各種検査
レントゲン検査・エコー検査で異物・腫瘍・結石・臓器の状態などを評価します。多くの場合、麻酔なしで実施可能です。
3診断・治療方針のご説明
検査結果をもとに診断し、手術が必要かどうか・どのような術式が適切かを丁寧にご説明します。その子の状態やご家族の状況などを合わせて、最適な方法をご相談します。
4手術・術後ケア
最適な術式で手術を実施します。術後は疼痛管理・入院看護・食事管理まで一貫してサポートします。
サーカス動物病院グループで
対応可能な軟部外科手術
胃切開
胃切開はおもに胃の中に異物が詰まった場合に行われる手術です。
犬や猫が誤飲するものはさまざまで、
- おもちゃ
- 衣類
- 骨
などが多く見られます。
これらの異物は胃の中で消化されず、嘔吐や食欲不振などを引き起こすので要注意です。
胃内異物が疑われるときはレントゲン検査やエコー検査などの画像検査で異物を確認します。
内視鏡などで摘出出来ることもありますが、大きさや形状によっては胃切開による摘出が必要になる場合があります。
異物が腸に移動し、腸閉塞を起こす可能性もありますので、愛犬・愛猫が何かを誤飲してしまった場合は、すぐにご連絡ください。
消化管切開
異物が腸に移動し閉塞を起こしている場合に行われる手術です。
腸閉塞を起こした場合、腸の血流障害により壊死を起こす可能性があるため、早急な対応が必要となります。特に「ひも状異物」の場合には腸の壊死が広範囲に広がる可能性があるため注意が必要です。
腸閉塞を起こしている場合は、頻回の嘔吐、食欲低下が多く見られます。
同様の症状は腸閉塞以外でも見られるので、まずは病院までご相談ください。
消化管切除
主に消化管に腫瘍が発生した場合に行われる手術です。
消化管の腫瘍には悪性のものが多く、周囲の組織へ広がったり、他の臓器へ転移する可能性もあります。
そのため、消化管に腫瘍を見つけたら早期に切除することが重要ですね。
腫瘍以外でも、
- 腸重積
- 異物などによる腸閉塞
- 重度の炎症や外傷
などによって消化管の組織が壊死してしまった場合にも切除が必要になることがあります。
消化管切除の手術では病変部を含む消化管の一部を切除し、正常な腸同士を吻合します。
切除範囲は病変部の位置や大きさによって異なりますが、悪性腫瘍の場合は正常な消化管も含めた広い範囲での切除が必要です。
消化管切除は、動物にとって負担が大きく術後も注意深く入院看護を行う必要があります。
胆嚢摘出
胆嚢は肝臓で作られた胆汁を蓄えておく袋状の臓器で、胆汁は脂肪分の消化を助ける役割があります。
胆嚢摘出はおもに犬で胆嚢粘液嚢腫を発症した際に行われる手術です。
胆嚢粘液嚢腫とは胆嚢内にゼリー状の粘液が異常に蓄積する病気で、
- ポメラニアン
- シェットランド・シープドッグ
- ミニチュア・シュナウザー
などの犬種で多く発生します。 胆嚢粘液嚢腫は胆汁うっ滞や胆嚢破裂を起こす場合もあり、胆嚢摘出が検討されます。
胆嚢を摘出しても、胆汁は胆管から十二指腸へ直接流れ込むため、生活に支障が出ることは少ないと考えられています。
脾臓摘出
脾臓は免疫のサポートや古くなった赤血球の破壊や貯蔵などを行う重要な臓器です。
犬や猫の脾臓摘出はおもに以下の理由で行われます。
- 脾臓腫瘍
- 脾臓破裂
- 脾臓捻転
脾臓腫瘍は経過とともに大きくなり破裂を起こす可能性があります。
破裂を起こした場合、お腹の中で大量に出血しショック状態に陥る危険性もありますので、脾臓腫瘍を見つけた場合、良性でも悪性でも脾臓摘出が推奨されます。
会陰ヘルニア
会陰ヘルニアは肛門周囲にある筋肉が痩せてしまい、その隙間から内臓や脂肪が飛び出す病気です。
会陰ヘルニアは未去勢の雄犬で多く見られ、便秘やしぶりなどの症状が多く見られます。
会陰ヘルニアの手術では筋肉の隙間から飛び出している臓器や脂肪を正しい位置に戻し、筋肉や医療用メッシュなどの人工物を用いて、出来てしまった隙間を埋めます。
同時に去勢手術や飛び出してしまった臓器の固定を行うことで再発を予防します。
膀胱結石
膀胱結石は、尿中のミネラルが結晶化して石になる病気です。頻尿や血尿が見られることが多く、尿道に詰まると命に関わる急性腎障害を引き起こすため早期診断/早期治療が重要になります。
結石には様々な種類がありますが、主に2種類あり、細菌感染などが原因の「ストルバイト結石」は内科療法や食事療法で管理を行うことが推奨されます。
一方、「シュウ酸カルシウム結石」は内科的な管理方法は確立されておらず、、手術での摘出が検討されます。
膀胱結石は再発を起こしやすいため、治療後は「療法食の徹底」と「積極的な水分摂取」による予防ケアが重要になります。
尿管結石
犬や猫の尿管結石は腎臓から膀胱へ尿を運ぶ尿管内に結石が形成される病気です。
尿管結石を放置すると尿毒症などの重篤な状態を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
特に猫での発生が多く、腎臓病を引き起こすきっかけとなる病気とも考えられています。
尿管結石は症状を起こさないこともありますので、定期的な健康診断が重要になります。
尿管結石を発見した場合、そのこの状態と合わせて内科治療や外科治療を提案しますが、基本的には手術が必要となるケースが多く見られます。
尿管結石のおもな手術方法は以下の通りです。
- 尿管切開
尿管を切開して結石を摘出し、その後尿管を元通りに縫合する手術です。
- 膀胱尿管新吻合
尿管の詰まっている部分を切除し、短くなった尿管を直接膀胱につなぎ合わせる手術です。
- SUBシステム
尿管を迂回して腎臓と膀胱を人工のチューブでつなぐ手術です。
これらの手術には、それぞれメリット・デメリットがありますので、動物の状態などを考慮し、最適な方法を選択することが大切です。
オトスコープによる外科治療
当院ではあらゆる耳のトラブルに対応できるように、オトスコープ(耳道内内視鏡) を導入しています。
オトスコープは外耳や中耳内の洗浄だけではなく、ポリープや腫瘍の切除なども対応が可能です。外科手術よりも侵襲性が少なく、日帰りも可能です。
※オトスコープは藤沢菖蒲沢院に導入しております。
藤沢菖蒲沢院
横浜ゆめが丘院
動物医療センター