画像診断科 diagnostic imaging

※2026年9月より画像認定医との連携を開始します。

どうぶつ達は「お腹が痛い」「ここが苦しい」と言葉で伝えることができません。だからこそ、目に見えない体の中の情報を正確に捉えることが、適切な診断と治療の第一歩になります。

サーカス動物病院グループの画像診断科では、獣医画像診断認定医の戸島篤史先生を顧問に迎え、必要に応じて専門的な読影を受けられる体制を整えています。

院内の獣医師による日々の画像評価に加え、診断が難しい症例や、より精密な評価が求められるケースでは獣医画像診断認定医と連携。画像診断の質を高めることで、各診療科の治療を支えています。

画像診断科

サーカス動物病院グループ
画像診断科の特徴

獣医画像診断認定医との連携体制

獣医画像診断認定医の戸島篤史先生が顧問として参画。判断に迷う画像や複雑な症例では認定医に相談できる体制があり、総合診療科の獣医師だけでは気づきにくい微細な所見も、専門的な視点で評価を受けることができます。

各診療科との連携

読影結果は各診療科の担当獣医師にフィードバックされ、治療方針の決定に活かされます。内科・外科・皮膚科・眼科など、あらゆる科の診療精度を底上げする役割を担っています。

専門的な読影レポート

必要に応じて、画像所見を認定医が文書化した読影レポートを受け取ることができます。担当獣医師が飼い主さまへ検査結果を説明する際にも、正確で根拠のある情報の裏づけとなります。

グループ全院で同じ連携体制

藤沢菖蒲沢院・横浜ゆめが丘院・湘南辻堂院のいずれの院でも、同じ獣医画像診断認定医に相談できる体制を整えています。どの院でも同じ水準の画像診断サポートを受けることができます。

画像診断科 顧問

戸島 篤史
画像診断科 顧問

戸島 篤史

Atsushi Toshima

日本獣医画像診断学会(JSVDI)認定医

経歴

  • 2005年 北里大学 獣医畜産学部 獣医学科 卒業
  • 2005年 富山市保健所
  • 2006年 あい動物クリニック 勤務医
  • 2008年 iVEAT総合診断センター レジデント
  • 2011年 公益財団法人日本小動物医療センター 画像診断科 副科長
  • 2017年 公益財団法人日本小動物医療センター 画像診断科 科長

メッセージ

画像診断は、動物たちにできるだけ苦痛を与えることなく、体の中で起きている異常を正確に読み取るための大切な手段です。人医療と同じように、動物医療でも画像からより多くの情報を得られるようになることが、これからの診療において重要だと考えています。診断こそが、動物を救うための最も重要な出発点です。X線検査や超音波検査、CTなどの画像に隠れた小さなサインを見逃さず、正確な診断から適切な治療へつなげることを大切にしています。サーカス動物病院グループでは顧問として、先生方が判断に迷う症例や専門的な読影が必要な場面で力をお貸しし、動物たちにより良い医療を届けていきたいと考えています。

検査機器のご紹介

サーカス動物病院グループでは、以下の画像検査機器を各院に導入しています。撮影は院内の獣医師・スタッフが行い、必要に応じて画像データを獣医画像診断認定医が読影します。

X線検査(レントゲン検査)

骨や関節の状態、胸部(心臓・肺)や腹部(肝臓・腎臓・膀胱など)の臓器の大きさ・形・位置を確認する、最も基本的な画像検査です。短時間で撮影でき、体への負担が少ないのが特徴です。骨折や関節の異常、心臓の拡大、肺の異常、消化管内の異物、膀胱結石など、幅広い疾患のスクリーニングに用いられます。

X線検査(レントゲン検査)

超音波検査(エコー検査)

超音波を利用して、臓器の内部構造をリアルタイムで観察する検査です。放射線を使わないため繰り返し行うことができ、痛みもありません。心臓の動きや弁の状態を評価する心エコー検査、肝臓・脾臓・腎臓・膀胱・消化管などを観察する腹部エコー検査があります。腫瘍の有無や臓器の炎症、腹水の確認など、X線検査だけではわからない詳細な情報を得ることができます。

超音波検査(エコー検査)

画像診断の流れ

1診察・検査の判断

担当の獣医師が診察を行い、症状や身体検査の結果から画像検査が必要と判断した場合、検査の内容と目的を飼い主さまにご説明します。

2院内での画像撮影

院内の獣医師・動物看護師が、X線検査や超音波検査を実施します。動物の状態やストレスに配慮しながら、必要な画像を撮影します。

3必要に応じて獣医画像診断認定医と連携

診断が難しい症例や、より精密な画像評価が必要な場合、画像データを獣医画像診断認定医(戸島篤史先生)に送付。専門的な知見に基づいて画像を精査し、読影レポートを作成します。
※獣医画像診断認定医による読影レポートは、検査当日ではなく後日のご報告となります。
※認定医による読影を行う場合は、通常の画像検査費用とは別に読影料がかかります。

4担当獣医師への報告

読影レポートが担当獣医師にフィードバックされ、画像所見をもとに診断の精度を高めます。必要に応じて、追加検査や治療方針の検討を行います。

5ご家族の方へのご説明

担当獣医師から、画像検査の結果と今後の治療方針をわかりやすくご説明します。画像をお見せしながら説明することで、動物の状態をご理解いただけるよう努めています。

よくあるご質問

Q 画像診断科を直接受診することはできますか?

A 画像診断科は、ご家族の方が直接受診する診療科ではありません。

各診療科の診察の中で必要に応じて画像検査を行い、必要な場合には認定医と連携して読影を行う体制です。まずはお近くの院にてご受診ください。

Q 読影の結果はいつわかりますか?

A 通常の画像検査は、院内の獣医師がその場で評価し、当日中に結果をお伝えします。

獣医画像診断認定医への相談が必要な場合は、読影レポートが届き次第、改めて担当獣医師からご説明いたします。

Q CTやMRI検査が必要な場合はどうなりますか?

A サーカス動物医療センターへCT撮影装置の導入を予定しております。

現時点で、より精密な画像検査が必要と判断した場合は、CT・MRIを保有する高次医療機関へのご紹介を行っています。紹介先との連携もスムーズに進められるようサポートいたします。

画像検査は、各診療科の診察の中で必要に応じて実施します。「なんとなく元気がない」「食欲が落ちた」など、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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